イタリアンソーセージ　－ピザの定番トッピング－

ピザの上に乗っている小さなお肉のかたまり。

実はそれは、イタリアンソーセージというものなのです。

見た目が全くソーセージっぽくないので、その名前を聞いて驚く方も多いのではないでしょうか。

イタリアンソーセージとは？

イタリアンソーセージは、ピザのトッピングとして使われることが多い食材です。

一般にイタリアンソーセージと言われているものは、ソーセージといっても腸詰めではなく、ハーブやスパイスのたっぷり入った小さな肉のかたまりのことを指します。

見た目はハンバーグを細かく刻んだような形をしていますね。

粗挽きポークに野菜やハーブ、スパイスをミックスしたイタリアンソーセージですが、特にフェンネルというスパイスが独特の風味を出しています。

フェンネルはウイキョウの種のことで、甘い香りがしながらも少し苦いのが特徴です。

イタリアンソーセージは主に豚挽肉からできているので、血液や筋肉を作るタンパク質やエネルギー源となる脂質が豊富に含まれています。

また、古くから薬用のハーブとしても使われているフェンネルの香りには、消化促進や消臭の効果もあると言われています。

ピザのトッピングとしてだけではなく、そのままでも味わいたい食材ですね。

イタリアンソーセージは、日本のスーパーなどではなかなか流通しておらず、ネット通販でも加熱済み・カット済みの業務用の商品しか見当たりません。

しかし、イタリアンソーセージは基本的に腸詰めしないことから、自宅でも簡単に手作りすることができると多くの人がその味の再現を試みています。

挽肉にニンニクやバジル、フェンネルパウダーなどをまぶし、塩胡椒で味付けしたものをしばらく寝かせるだけで本場に近い味が楽しめるようです。

ガーリックやジンジャーを多めに入れてスパイシーな味付けにしたり、ローズマリーやパセリ、レモン汁を加えてアクセントをつけたり、様々なアレンジが見られます。

冷凍しておけば数ヶ月の保存も可能なので、気軽に作っていろんな料理に活用したいですね。

イタリアンソーセージは、風味豊かな味わいで料理そのものの味を引き立ててくれます。

やはりイタリアの食材ということで、トマトやチーズ、オリーブオイルとの相性が抜群です。

チーズをふんだんに使ったイタリアンソーセージのグラタンやラザニアは絶品。
オムレツやパスタの具にもおすすめです。

味がしっかりついているので、そのまま焼いて食べてもおいしいですよ。
おつまみやお弁当のおかずにもぴったりです。

本場の味が自宅でも手軽に楽しめるイタリアンソーセージ。

普段のお料理のレシピにも取り入れていきたいですね！