ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ゴーダチーズ -熟成期間でコクが深まるのが特徴-

作成日:2015.12.16

最終更新日:2016.04.13

カテゴリー:食材

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オランダの代表的なチーズであるゴーダチーズ。

マイルドな味わいが魅力のチーズで、オランダをはじめ世界中で広く愛されています。

オランダにおけるゴーダチーズ

ゴーダチーズは、もともとオランダのロッテルダム近郊ゴーダ村で作られました。
13世紀頃から生産されていて、オランダではチーズの総生産量の約60%を占めるほどです。

チーズのタイプとしてはセミハードに分類。

オランダ産の伝統的なものは、直径35cm・高さ11cm・重さ12kgの円盤型と決められており、それより小さいサイズのものは「ベビーゴーダ」と呼ばれているそうです。

表面は黄色のワックスやフィルムでコーティングされているのですが、スライスすると中身は白や黄色をしています。

オランダでは、チーズ専門店はじめ食料品店や空港などでも販売。
国民が日常的に購入するのはもちろん、観光客のお土産としても人気を集めています。

ゴーダチーズの特徴

ゴーダチーズはマイルドな味わいが特徴ですが、熟成が進むにつれてより一層コクが増していきます。

また、セミハードの引き締まった組織も、熟成に伴いさらに硬くなっていきます。

熟成期間は2ヶ月〜4ヶ月、長ければ1年以上熟成させることもあります。

熟成中、発酵して出たガスによって小さな穴が形成されるのですが、この「ガスホール」もゴーダチーズの大きな特徴となっています。

日本ではプロセスチーズの原料として親しまれているゴーダチーズ。

クセがあまりなくさっぱりとしたクリーミーなチーズなので、そのままでも食べやすいと日本人にも人気です。

ゴーダチーズのおいしい食べ方

ゴーダチーズはチーズ特有のクセが少ないので、まずはそのままいただくというのがおすすめです。
食べる前に30分ほど常温に戻しておくと、チーズ本来の味や香りをより強く感じることができます。

表面のワックスなどコーティング材を取り除いてから、お好みの大きさにスライスして食べると良いでしょう。

旨味とコクがたっぷりなゴーダチーズは、ワインや日本酒などお酒のおつまみにぴったり!
また、細かく切ってサラダにあえたり、薄く切ってパンにはさんだりして食べてもおいしいです。

熱を加えると溶けて風味が増すので、オムレツやピザ、グラタンなどにもよく合います。
チーズフォンデュの材料や、オーブン料理のトッピングとして使うのも良いですね。

そのまま食べたり他の食材と合わせて食べたり、様々な料理でゴーダチーズの豊かな香りとマイルドな味をたっぷりと楽しみましょう!

 

 

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