ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

白ごま -黒ゴマ・金ゴマと同じ高栄養価の食材-

作成日:2016.01.05

最終更新日:2016.04.14

カテゴリー:食材

bnr1

ふりかけるだけで素材の味を引き立ててくれる白ごま。

独特な香りと風味が特徴の白ごまは、日本のみならず世界中の料理に使われている食材です。

白ごまの歴史

白ごまを含むごまの仲間は、アフリカのサバンナ地帯、スーダン東部が原産と言われています。

5000年以上前にはすでにナイル川流域で栽培されており、古代エジプトでは健康や美容に良いと、薬用としても利用されていたようです。

アフリカから世界各地へと広がっていった白ごま。
日本には、中国を経て縄文時代には伝わっていたと言われています。

温暖な気候が適している白ごまの栽培は、主に東南アジアやアフリカ、中近東で盛んに行われてきました。

日本では鹿児島県喜界島が日本有数のごまの産地として知られています。

現在、国内に流通する99.9%が輸入品ではありますが、白ごまは日本の食卓に欠かせない食材となっています。

白ごまに含まれている栄養

白ごまを含むごまの仲間は、栄養価の高い食材として古くから注目されてきました。

種皮の色によって白・黒・金の3種類に分類されていますが、その栄養素に大きな違いはありません。

白ごまに含まれている成分で最も注目すべきは、ポリフェノールの一種である「ゴマリグナン」です。

ゴマリグナンには強い抗酸化作用があるため、生活習慣病やがんの予防に効果があるとされています。

また、白ごまには不飽和脂肪酸が多く含まれるので、血液中のコレステロール値を下げ、動脈硬化や高血圧を防ぐ働きがあると言われています。

食物繊維もたっぷりで、便秘解消にも効果的です。

カルシウムやマグネシウム、鉄といったミネラルも多く、貧血改善や骨粗しょう症予防にも期待できます。

他にもタンパク質、ビタミン、葉酸といった栄養素が豊富に含まれている白ごま。

料理にサッと加えられる手軽な食材なので、普段の食事にもどんどん取り入れていきたいですね。

白ごまを使った料理

豊かな香りとマイルドな風味が特徴の白ごまは、料理の引き立て役として使われることが多いです。

くせがなくさっぱりとしているので、和・洋・中を問わず様々な料理と合わることができます。

野菜と一緒に混ぜてごま和えにしたり、おひたしにふりかけたりというのは、まさにごまを使ったシンプルな料理の定番ではないでしょうか。

担々麺やごま団子にも白ごまは欠かせません。

ごまドレッシングやごまダレ、ごま油などといった加工品も人気です。

体に良い成分がたっぷりなので、薬味としてふりかけるだけではなく、生ごま、炒りごま、練りごまなど、様々な形で毎日の料理に取り入れたいですね!

 

 

pagetop