ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ブロッコリー -茹で時間でおいしさに差が出る野菜-

作成日:2016.01.25

最終更新日:2016.04.13

カテゴリー:食材

bnr1

鮮やかな緑色が料理に彩りを添えてくれるブロッコリー。

欧米では「栄養宝石の冠」と呼ばれているほど、体に良い成分が豊富に含まれている緑黄色野菜です。

ブロッコリーとは

地中海沿岸が原産とされているブロッコリー。

ローマ時代には、すでに一般家庭でも広く食されていたと言われています。

その後19世紀頃にヨーロッパからアメリカに渡ったブロッコリーですが、日本に伝わったのは明治時代になってからだそうです。

普及が進んだのは、食の西洋化が加速した第二次世界大戦後のことです。

市場で見られる最も一般的なブロッコリーは、こんもりと丸い形をしたものが多いです。

しかし現在では、ブロッコリーと中国野菜のカイランを掛け合わせた「スティックセニョール」や、ブロッコリーの芽を発芽させた「ブロッコリースプラウト」など、様々な種類のものが生み出されています。

本来の旬は11月〜3月ですが、沖縄から北海道まで日本各地で時期をずらしながら生産されているので、1年を通して手に入れることが可能です。

ブロッコリーに含まれている栄養成分

ビタミンBや食物繊維、鉄分など、栄養価の高いブロッコリーですが、最も注目すべきはそのビタミンCの豊富さです。

グラムあたりに含まれる量はレモンよりも多く、4〜5房食べるだけで成人女性が1日に必要な量を摂ることができると言われています。

皮膚や粘膜を守る働きのあるカロテンも豊富なので、かぜの予防や老化防止、肌の健康維持などにも効果的です。

また、貧血を予防する働きのある葉酸も多く含まれています。

「スルフォラファン」という、ブロッコリーはじめアブラナ科の野菜に含まれる成分にも注目です。

スルフォラファンには抗酸化酵素や解毒酵素の生成を促す働きがあることから、抗がん作用や解毒作用が期待できると言われています。

ブロッコリーのおいしい食べ方

ほんのりと甘く、歯ごたえのある食感が特徴のブロッコリー。

日本では、茹でたブロッコリーにマヨネーズやドレッシングなどをつけて食べることが多いですが、欧米では生のままということも少なくはありません。

茹でたものは、ハンバーグやステーキなどの付け合わせとして添えられることも多いですね。

ブロッコリーは、パスタやピザの具としてもよく使われています。

天ぷらにしてもおいしいです。

ブロッコリーの入ったシチューや、ブロッコリーとベーコンの炒め物も人気のレシピではないでしょうか。

サラダだけではなく煮物、炒め物、揚げ物と、様々な調理法でブロッコリーを楽しみたいですね。

 

pagetop