ポーク -ソテーやカレーの定番-
疲労回復に抜群な効果が期待できるポーク。
体を形成するのに不可欠な、良質なタンパク質が豊富に含まれている食材です。
日本におけるポーク
日本では一般的に豚肉と呼ばれているポーク。
日本各地で広く親しまれるようになったのは、明治維新より後と言われています。
それ以前も国内では、薩摩地方や琉球において日常的に食されていたそうです。
手ごろな価格で手に入れることができるポークは、今や家庭料理には欠かせない食材の1つです。
近年では「かごしま黒豚」や「イベリコ豚」、「三元豚」といったブランド豚も人気。
独特な飼育方法で品質にこだわったブランド豚は、多くの人から注目を集めています。
ヒレやロース、バラにモモ、レバーと部位ごとに販売されているポーク。
それぞれの部位によって、味や食感に違いがあります。
料理や好みによって使い分けると、ポークの魅力をより一層楽しむことができますね!
ポークに含まれている栄養成分
ポークはビタミンB1が豊富に含まれている食品として知られています。
ポークの部位の中でも、ビタミンB1がより多く含まれるのがヒレやモモ。
ビタミンB1には、糖質をエネルギーに変換する働きがあるので、エネルギー代謝改善や疲労回復に効果的と言われています。
また、栄養価が高い部位として知られているのがレバーです。
レバーには美肌効果があるビタミンAやビタミンB2、貧血の予防をする鉄分が豊富に含まれています。
中でもレバーに含まれているビタミンAは、体内への吸収率が野菜よりも高いとされています。
疲労回復に効果的なビタミンB1や、良質なタンパク質が豊富に含まれているポーク。
エネルギー補給のためにも、毎日の食卓に積極的に取り入れていきたい食材です。
ポークを使ったおいしい料理
ポークはそれぞれの部位ごとに異なる魅力があるので、合わせる食材や料理によって使い分けられています。
豚肉特有のコクを味わうならロースや肩ロース、さっぱりといただきたいならヒレやモモがおすすめ。
ロースは生姜焼きやカツ、ステーキに使われることが多いです。
ヒレはソテーやバター焼きにぴったり。
旨味をプラスしてくれるバラは、薄切りにして野菜と炒めたり、角切りのものをカレーやシチューに入れたり、炒め物や煮込みによく使われます。
レバーは揚げ物や炒め物、煮込みと合わせると良いでしょう。
疲れた体にエネルギーを補給してくれるポーク。
和洋中と様々な料理に合わせて、たっぷりいただきたいですね!