ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ほうれん草 -スープやパスタの愛され具材-

作成日:2016.02.08

最終更新日:2016.04.12

カテゴリー:食材

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ビタミンやミネラルなどの栄養が豊富に含まれているほうれん草。

「緑黄色野菜の王様」と呼ばれるほど抜群の栄養価を誇る野菜です。

ほうれん草の歴史と品種

ほうれん草の原産地は中央〜西アジア。

7世紀頃にはネパールを経て中国へ、12世紀頃にはアラブを経てヨーロッパへ伝わったと言われています。

そんなほうれん草が日本に入ってきたのは江戸時代初期のこと。

持ち込まれた当初はなかなか普及しませんでしたが、今ではすっかり日本の食卓でお馴染みの野菜となっています。

ほうれん草の品種は、大きく分けて東洋種と西洋種の2種類。
東洋種は主に中国で栽培されてきた品種で、葉の切れ込みが深くて葉先がとがっているのが特徴です。

一方、西洋種はヨーロッパを中心に栽培されてきた品種で、切れ込みが少なく丸みのある葉を持っています。

現在日本で一般に流通しているものの多くは、東洋種と西洋種の交雑種です。

通年流通しているほうれん草ですが、12月〜2月を中心とした冬が旬。
寒い時期の方が、糖度がぐんと増して栄養価も高くなります。

ほうれん草に含まれている栄養成分

緑黄色野菜の代表と言われるほうれん草。

βカロテンやビタミンC、鉄分をはじめ、ビタミンやミネラルが豊富に含まれている野菜として知られています。

βカロテンは体の中でビタミンAに変換され、免疫力を高めたり肌の健康を維持したりといった働きがあると言われています。
風邪の予防や美肌効果に期待できますね!

また、ほうれん草にはガン予防に効果的な葉酸も多く含まれています。

貧血を予防する鉄分や、高血圧を防ぐカリウムも豊富です。
旬の時期には、含まれるビタミンCの量が約3倍にもなるそうです。

健康維持のためにも、旬である冬は積極的に摂っていきたい食材ですね!

ほうれん草を使ったおいしい料理

ほうれん草は今や日本食に欠かせない食材です。
おひたしや白和え、ゴマ和えは、和食でも定番の料理ではないでしょうか。

シンプルに調理してもおいしいですが、魚介類や肉類との相性も抜群です。

一緒に炒めるだけではなく、鍋の具として入れてもおいしいですね。
裏ごししたものを使った、ほうれん草のポタージュも絶品!

キッシュやオムレツ、パスタの具としてもよく使われます。

アクが強い野菜なので、使うときは下茹でしてから調理すると良いでしょう。

サラダほうれん草のような生食用はそのままで。

ビタミンやミネラルたっぷりのほうれん草。

様々な料理に取り入れて、免疫力を高めたいですね!

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