ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

チョコレート -ポリフェノール効果は健康維持に欠かせない-

作成日:2016.03.22

最終更新日:2016.04.13

カテゴリー:デザート

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甘くておいしいお菓子”チョコレート”。

嗜好品としてだけではなく、ストレスの軽減やダイエットにも効果が期待できる魅惑の食べ物です。

チョコレートの歴史

チョコレートの発祥は紀元前2000年前に遡ります。チョコレートの主原料、カカオ豆は「テオブローマ」と呼ばれ、神様の食べ物として大変高価なものでした。古代メキシコでは、お金の代わりにカカオ豆を使用していたそうです。

はじめてカカオ豆を目にしたヨーロッパ人はコロンブス。しかし、コロンブスはカカオ豆に興味を示さず、持ち帰ることはなかったようです。

それから、そのカカオ豆はフェルナンド・コルテスという将軍がメキシコからスペインへ持ち帰りヨーロッパ全土に知られるようになりました。

当時のチョコレートはお菓子というよりも薬として、カカオ豆をすり潰した「エクソコアルト」という飲み物が飲まれていました。

1528年頃には、もうすでに不老長寿や疲労回復、炎症の抑制、食欲不振などの治療としても役立っていたというのだから驚きです!

1800年代に入ると飲むことが主流だったチョコレートが、食べるチョコレートとして進化をとげます。ある科学者がカカオ豆からカカオバターを絞り、パウダーチョコレートをつくることに成功。

そのパウダーチョコレートは、今でいうココアで発見した立役者はヴァン・ホーテンといいます。

その名はオランダの世界的に有名な食品メーカとしてもお馴染みですよね。

日本人ではじめてチョコレートを食べたのは、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、支倉常長とされています。また、日本でのチョコレートに関する1番古い記述は長崎見聞録に「しょくらとを」という記述が載っています。

日本でのチョコレートの製造が開始したのは1873年頃。

高級品から次第に庶民のお菓子として楽しまれるものになりました。

今や気軽に食べられるチョコレートも、大昔は貴重で大変価値があるものだったんですね。

チョコレートの効能

大昔には薬としても重宝されていたチョコレート。

最近では明確にその効果も実証され、健康的な食べ物としての認識が広がっています。

  • 太りにくい

カロリーが高いとして認識があったチョコレートのですが、それは加工過程に投入する砂糖が原因。

カカオバターの脂肪は溜まりにくく、逆に脂肪を分解する効果もあるのだとか。

  • 免疫力がアップ

カカオ成分の多いチョコレートに、カカオポリフェノールがたっぷり。

このカカオポリフェノールには抗酸化作用やアレルギーを抑制する効果が期待されています。

  • リラックス効果

チョコレートの香りが集中力や記憶力を高める効果があるそう。

精神を落ち着かせる効果もあるので、リラックスしたい時にはおすすめの食材です。

その他にも虫歯の抑制や美容効果にも効果があるチョコレート。正しく食べて、健康的な身体を手に入れる手助けになれば良いですね。

 

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