キャラメル -キャラメルソースはカフェラテと相性抜群-
少しほろ苦さも感じる甘~いお菓子”キャラメル”。生キャラメルや塩キャラメルなど変わった味わいのキャラメルも大人気ですよね。
小さなお子様からご年配の方まで愛されているキャラメルは、どのように誕生したのでしょうか?
キャラメルの歴史
キャラメルの誕生は16世紀の終わり。ポルトガル人が砂糖に熱を加えてつくったものがはじまりです。当時のキャラメルは個体のキャラメルというよりは、プリンなどにかかっているカラメルソースのようなものでした。
名前はポルトガル語のcaramelo(甘いもの)が由来となっています。
その後、キャラメルはフランスに渡り現在のような砂糖菓子として発展しました。
当時からキャラメルには土地柄というものがあり、塩やバターなどその土地で多く生産されているものとコラボレーションされていたようです。
日本でよく知られる「森永のミルクキャラメル」は明治32年頃から日本で販売されています。この商品は100年以上愛されるロングセラー商品であり、場所や時間を問わず食べられることから栄養補助源としても見直されています。
また、現代ではキャラメルに生クリームを加え、煮詰めてつくった生キャラメルが一世を風靡。ナポリの窯でも花畑牧場とコラボしたコラボピザを発売しています。
キャラメルのつくり方
ソフトキャンディー型のキャラメルは砂糖・水飴・牛乳(コンデンスミルク)・バターなどを煮詰めてつくっています。弱火でじっくりと火にかけ、焦がさないように徐々に煮詰めていく根気のいる作業です。
また、生キャラメルのような口に入れると、とろける食感をだすためには、生クリームやバターなどの乳製品を多めに配合することによってその食感を表現しています。
こちらも弱火でじっくりと火にかけ、煮詰めていくのですが水分量が多いだけにソフトキャンディー状のキャラメルより完成までにかなりの時間を要します。
手づくりでつくったキャラメルも市販のものとは違ったおいしさが味わえます。ぜひつくってみてはいかがですか?
キャラメルをつかった料理
キャラメルのほろ苦さと甘みは、他のスイーツや飲み物、しばし料理ともコラボしています。定番はポップコーンやチョコレート、プリン、ピザ、コーヒーなど本当にたくさんの種類があります。
フルーツに合わせることもあり、バナナキャラメルやイチゴキャラメルなど数えきれないほどです。
ふとした時に食べたくなる懐かしい味「キャラメル」。これからはどんなコラボ食材がでるのか楽しみですね。