ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

トマトソース  -冷凍保存もできる便利なソース-

作成日:2016.04.01

最終更新日:2016.04.12

カテゴリー:食材

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トマトソースとは?

イタリア料理には欠かせない”トマトソース”。イタリア語では「サルサ・ディ・ポモドーロ」と呼び、パスタやピザ、スープなど幅広く使われています。

サルサはソース、ポモドーロはトマトのことを指し、日本での基本調味料がしょう油や味噌というならば、イタリアはトマトソースといえるでしょう。

家庭ごとにつくられるトマトソース。それぞれ違ったマンマの味が楽しめるソースです。

トマトソースの歴史

トマトソースが誕生したのは18世紀の頃。今や定着した食べ物ですが比較的、歴史はそう長くありません。

イタリア料理といえば”トマト”と思う方もいらっしゃると思いますが、イタリアで生まれた野菜ではなくコロンブスが南米から持ち込んだものとされています。

当初は観賞用として持ちこまれましたが、次第に食用に改良。現在では、世界の3分の1のトマトがイタリアで生産される「トマト大国」にイタリアは成長しました。

トマトは夏の野菜。大量に採れるけど、長期間保存するには不向きな食材です。そこでたくさん採れたトマトを長期間保存することができるよう、トマトを煮込んでトマトソースをつくったといわれています。

パスタが誕生したのもちょうどトマトソースができた18世紀頃。誕生当時からトマトソースとパスタは切っても切れない縁のようですね。

トマトソースのつくり方

シンプルなものだと、ニンニクを炒めトマトを煮込むだけのトマトソースもあります。トマトソース自体に深みを出したい場合は、玉ねぎやセロリ、人参などの香味野菜や香草、香辛料を加える場合も。

また、フレッシュトマトを使うか缶詰のトマトを使うかによっても調理時間や気をつけるポイントは変わってきます。

特に缶詰のトマトを使用する場合、メーカーごとにトマトの味やつくった季節が異なるため特徴や風味がまったく違います。

加熱すればするほど、甘みが増すと考える方もいらっしゃるかと思いますが、酸味が強くなるものもあるのでご注意ください。

酸味が強かった場合、砂糖で調節することも可能ですので慌てず最後までつくりきりましょう。とはいえ、トマトの缶詰を購入する際にパッケージに事細かく缶詰の詳細はのっていないところが難点ですよね。

店頭での評価や口コミでの評価が高い商品を買うのも手ですが、さまざまな缶詰を試してみて、自分好みのトマトソースを完成させるのもひとつの楽しみだと思います。

トマトソースをつかった料理

パスタやピザをはじめトマトソースをそのまま使用する料理も多いですよね。

また、基本のソースなので発展性が高く、パスタだけでも唐辛子を加えればアラビアータ、魚介を加えればペスカトーレ、ひき肉を加えればミートソースにも変化します。

どんな料理でも気軽にイタリア料理風にアレンジできるトマトソース。日々の食卓にも大活躍するソースのひとつです。

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