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ウェンズリーデール -クランベリー入りも美味しいクセなしチーズ-

作成日:2016.05.27

最終更新日:2016.05.27

カテゴリー:食材

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青カビチーズを元にして作られたというチーズです。

ウェンズリーデールとは?

ウェンズリーデールはイギリスのヨーク州でつくられているチーズです。セミハードタイプや青カビタイプ、フレッシュチーズタイプの3種類の製法でつくられています。爽やかな酸味とミルクの風味が感じられ、クセのなさが特徴です。

ウェンズリーデールの歴史

ウェンズリーデールは11世紀に、フランスから渡ってきたシトー派の修道士たちによって伝えられたのが始まりとされています。修道院たちは、「ロックフォール」という青カビタイプのチーズの作り方を教えました。

そのため、もともとロックフォールはヒツジの乳をつかった青カビタイプチーズでした。それが16世紀に入ってからは牛乳で作られるようになり、現在では青カビの入らない白いセミハードタイプのウェンズリーデールが主流になっています。

ウェンズリーデールの食べ方

ウェンズリーデールの特徴は、ひとつのチーズの中で3種類の製法が展開されているところです。同じ原料でも熟成期間・方法が違っていることで、それぞれの楽しみ方が変わってきます。

  • 〈セミハードタイプ〉

セミハードタイプは熟成期間が短いので、比較的酸味が強いようです。舌触りはポロポロとしていて軽い食感です。そのまま食べたり、パンやクラッカーに乗せて食べたりするのがおすすめ。

  • 〈青カビタイプ〉

一般的な青カビタイプのチーズに比べるとクセが少ないので、青カビタイプ初心者にオススメです。薄切りにしてパンに乗せたり、ブドウや洋なしと合わせて食べるとよりチーズのおいしさが引き立ちます。

  • 〈フレッシュタイプ〉

フレッシュタイプはプレーンな状態ではなく、ドライフルーツなどを混ぜあわせて売られていることの方が多いようです。そのためイギリスではアップルパイに添えられたり、スコーンにつけて食べられています。また、お酒と合わせてデザートとしても食べられています。

ウェンズリーデールに合うおすすめのワイン

セミハードタイプとフレッシュタイプのウェンズリーデールはクセの少ないチーズなので、さっぱりした味わいの赤・白のワインか、よく冷やしたスパークリングワインが合います。濃厚な風味のワインだとチーズが負けてしまい、風味が引き立ちません。

逆に、青カビタイプウェンズリーデールには少し強めの赤ワインがおすすめです。

3種のウェンズリーデールを、それぞれ楽しみましょう!

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