ポテトサラダ -アレンジ自由な家庭料理の定番-
家庭やお弁当、居酒屋の定番メニューでもある“ポテトサラダ”。マヨネーズで和えたものが主流ですが、最近では変わり種のポテトサラダも増えてきているようです。
ポテトサラダとは?
ポテトサラダは茹でたジャガイモを潰して、玉ねぎやニンジン、キュウリなどを、マヨネーズ・塩・コショウで味付けしたサラダです。家庭料理として愛されていて、お弁当や居酒屋でも定番のメニューとしても根付いています。
また、ポテトサラダは日本だけではなく、世界各国でも愛されているメニューです。日本ではマヨネーズで和えることが多いですが、ドレッシングで和えたり、マスタードを加えたり、リンゴやミカンなどの果物を加えたりする国もあるとか。
ポテトサラダの歴史
ポテトサラダのは発祥はロシアのオリヴィエ・サラダが起源であるとされています。このサラダは帝政時代にモスクワのホテル・レストラン「エルミタージュ」でシェフを務めていた、リシュアン・オリヴィエによって考案されたそうです。
具材はジャガイモ、鶏の胸肉、ゆで卵、キュウリ、ニンジン、ピクルス。全て具材はさいの目切りでマヨネーズ・サワークリーム・塩・コショウ・砂糖・ハーブで味付けをします。
季節によっては食材を変え、ザリガニや鴨肉の燻製なども使用するとのこと。
このメニューはエルミタージュの中でも非常に人気の高いメニューでたくさん人を虜にしたそうです。
さまざまなポテトサラダ
各国で人気の高いポテトサラダ。どのようなポテトサラダがあるかご紹介します!
- 上海サラダ
中国のポテトサラダ。茹でたジャガイモ・ソーセージ・ニンジン・グリーンピース・リンゴの角切りを、塩・コショウ・マヨネーズで和えています。
- ドイツ風ポテトサラダ
茹でたジャガイモとカリカリに焼いたベーコンなどをドレッシングと和えたサラダ。ひと晩寝かせて味を染み込ませます。
- アメリカのポテトサラダ
茹でたジャガイモを小さな角切りにしてゆで卵、ピクルスなどをマヨネーズで和えます。日本のマヨネーズとアメリカのマヨネーズは味が異なっているので、少し酸味が強いようです。
- インサラータ・ルッサ(イタリアのポテトサラダ)
インサラータ・ルッサは直訳するとロシアのサラダという意味になります。具材は茹でたジャガイモ・ニンジン・玉ねぎ・アンチョビ・ケッパーなど。マヨネーズとワインビネガー、塩・コショウで味付けをします。
その土地ごとの食材や感性によって、さまざまなポテトサラダがありますね。
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