北海道さやか -12年かけて誕生したじゃがいも-
ナポリの窯で使用しているジャガイモは“北海道さやか”という品種です。ジャガイモの中でもさまざまな品種がありますが、北海道さやかは一体どんな特徴があるのでしょうか?
北海道さやかとは?
北海道さやかは1995年に食用品種として登録されたジャガイモです。開発がはじまったのは1983年。約12年間かけて品種改良がおこなわれました。
味はエグみが少なく、さっぱりとしています。大きさは男爵イモと同じくらいですが、ボコボコとしたくぼみがないのが特徴です。煮くずれしにくいので、煮込み料理やサラダ、蒸し料理に向いています。
ジャガイモの歴史
ジャガイモの発祥地はペルー南部のチチカカ湖の周辺といわれています。
15~16世紀頃にヨーロッパに伝わり、17世紀頃に一般家庭にも普及するようになりました。
日本へジャガイモが伝えられたのは1598年頃。オランダ人によって、現在のジャカルタを経由して日本へ伝来されたことから「ジャガタライモ」と呼ばれていました。
現在一般的な呼称となっている「ジャガイモ」は、「ジャガタライモ」がさまざまな地方で呼ばれることによって聞き間違い・伝え間違いによって、呼称が崩れて最後にはジャガイモと落ちついたようです。
北海道さやかの栄養成分
ジャガイモは栄養価が高く、炭水化物、ビタミンC、ビタミンB1が豊富に含まれています。特にビタミンCはジャガイモのデンプンによって保護されているので、加熱しても失われずにそのまま摂取できることができます。
また、カリウムも豊富に含まれており、高血圧の予防・改善にも効果が期待できます。
ジャガイモは完全食ではありませんが、主食にしている国もあるほどの食材です。カロリーもお米と比べると半分程になるので、ダイエットをしている方は上手に取り入れることで健康的に痩せることもできます。
北海道さやかのおいしい食べ方
北海道さやかはサラダや煮込み料理などに向いている品種です。ポテトサラダやポトフ、シチューなどでお楽しみください。
ナポリの窯でも「照焼きチキンと北海道ポテトのピッツァ」や「まるごと北海道ポテトサラダ」で味わうことができます!北海道の広大な大地で育った“北海道さやか”は甘く、ホクホクとしてとってもおいしいです。
小さなお子様からご年配の方まで、家族みんなで食べられるメニューですので、ぜひチェックしてみてくださいね。