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ハルツァーケーゼ -ドイツで老若男女に愛されているチーズ-

作成日:2016.07.11

最終更新日:2016.07.11

カテゴリー:食材

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数あるチーズの中でも、なかなかのクセものと言われている“ハルツァーケーゼ”。ドイツでは小さなお子さんからお年寄りまで、年齢を問わず愛されているチーズのようです。一体どんなチーズなのでしょうか?

ハルツァーケーゼとは?

ハルツァーケーゼはドイツでよく食べられているフレッシュタイプのチーズ。フレッシュタイプのチーズは一般的にクセがないタイプが多いです。

片や、このチーズは口にいれると、何ともいえないツンとした匂いを感じるのが特徴です。人によっては好き嫌いがあるようですが、多くの人は慣れてくるとまた食べたくなる魅力のあるチーズです。

ハルツァーケーゼの特徴

「ハルツァ」はドイツの北東部に位置する山地のこと。「ケーゼ」はドイツ語でチーズのことを意味しています。つまり、ハルツァーケーゼは、ドイツ北東部の山地でつくられていたチーズということです。

また、ハルツァーケーゼはチーズの中では最も脂肪分の少ないチーズとしても知られています。ほとんどのチーズの脂肪分が50%前後に対して、ハルツァーケーゼの脂肪分はなんと0.5%。匂いはクセがありますが、脂肪分が少ないのでとても口あたりはさっぱりとしています。

なぜこんなにも脂肪分が少ないのかというと、実はこのチーズ「クワルク」というチーズをつくった後の脱脂乳を利用してつくられているからなんです。脱脂乳を無駄にしないようにつくられたチーズだから、脂肪分がこんなにも少ないんですね。

ハルツァーケーゼの食べ方

とてもクセのあるチーズなのでそのまま食べるよりは、薄く切ったハルツァーケーゼを、オイルやビネガーに漬けて匂いを緩和してからして食べる方法がおすすめです。

特に南ドイツではみじん切りにした玉ねぎと一緒に食べたり、それをパンに乗せて食べることが多いようですよ。

しかし、インパクトのある味のチーズが食べたいという方は、そのままで一度チャレンジしてみるのもありかもしれません。

ハルツァーケーゼに合うおすすめのワイン

クセのある味のチーズには、しっかりとした味わいのワインが良いです。白の場合は甘口を、赤の場合はフルボディのどっしりとしたワインがいいですね。また、ハルツァーケーゼはビールに合わせてもおいしくいただくことができますよ。

かなり個性的なチーズですので、まだまだ日本での輸入量は少ないです。しかし、一度食べると病みつきになるチーズでもあるので見かけた時はぜひチャレンジしてみてくださいね。

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