ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ロビオラ・トレラッティ -牛・羊・ヤギの3種の生乳からつくられたチーズ-

作成日:2016.07.13

最終更新日:2016.07.13

カテゴリー:食材

bnr1

「ロビオラ」と名前がつくチーズの中のひとつ”ロビオラ・トレラッティ”。熟成が進むと表面が赤くなっていく不思議なチーズです。

ロビオラ・トレラッティとは?

ロビオラ・トレラッティはイタリア生まれのフレッシュタイプのチーズです。主にイタリアのロンバルティア州でつくられていて、DOPにも指定されています。

DOPとは原産地名称保護制度の略称で、伝統や地域に根ざした特有の食品などの品質認証のために欧州連合が規定している制度です。

材料は牛・羊・ヤギの3種類の生乳。産地もきちんと指定されています。本来なら製造方法もきちんと定められているのですが、このチーズは季節によって3種類のミルクの配合が変わってくるので、他のDOPの食品よりは規定がかなり優しくなっています。

羊やヤギなどのミルクを使用すると良くも悪くも獣臭さを感じるチーズに仕上がりがちですが、ロビオラ・トレラッティの味わいは獣臭さが抜けていて濃厚でまろやかな味わいです。また、熟成が進むとウォッシュタイプのように中がトロトロとしてきて、さらにミルク感を強く感じることができるようになります。

さまざまな土地によって味の変化を楽しめるチーズがありますが、ロビオラ・トレラッティは季節を感じることができるチーズです。

ロビオラ・トレラッティの食べ方

濃厚で複雑なミルクの味を感じるには、全粒粉のクラッカーなどに乗せて食べるのがオススメです。

やや高価なチーズなので食べる時は躊躇してしまいそうですが、思い切って大きなサイズで食べるのがおいしく食べるポイントです!とてもまろやかな味わいを楽しめますよ。

ロビオラ・トレラッティに合うオススメのワイン

赤ワインは果実味のあるミディアムボディの赤ワイン、ピエモンテの白ワイン辛口~甘口の軽めの白ワイン

がオススメです。

繊細で上品な味わいの“ロビオラ・トレラッティ”。ワインとのマリアージュで至福のひとときを過ごしてみませんか?

pagetop