牛カルビ -カルビ丼は大人気の定食-
牛肉の定番部位“牛カルビ”。程よくのった脂と旨味、大好物という方も多いのではないでしょうか?
牛カルビとは?
牛カルビとは、牛のアバラのしたの部位。「バラ肉」の部分のことを指します。程よく脂がのっているので、口に入れるとすこしトロっと、とろけるような食感が特徴的です。
1頭の牛から取れるカルビは40~50キロ程度。その中からも三角バラや中落ちカルビなどが区別されます。
「カルビ」の語源となっているのは、韓国語でアバラを意味する「kalbi(galbi)」。日本では「カルビ」というと「牛」を想像しますが、豚肉や鶏肉でもカルビということもあるそうです。
また、韓国では骨付き牛バラ肉を「ゾカルビ」、骨なしのカルビを「カルビサル」として詳細に区別しているようです。
牛カルビの基準について
よく焼肉屋さんでは「特上カルビ」や「上カルビ」などで、ランク付けがされています。しかし、実はカルビにおいて「並」「上」「特上」などの基準はなく、お店側の判断でつけられているそうです。
その場合、「並」は輸入したカルビ。「上は」国産カルビ、など区別されているようなので、気になった際は店員さんに聞いてみるのが一番かもしれません!
牛カルビの栄養素
牛には体でつくることができない、必須アミノ酸が豊富に含まれています。タンパク質や鉄分も豊富なので、身体をつくる上では食べておきたい食材で。しかし、カルビは脂分が多い部分。食べる量を間違えると、過剰な脂分を摂取してしまうので気をつけましょう。
また、牛肉などの肉類を食べると脳から「セロトニン」という、幸せを感じるホルモンが分泌されることがわかっています。精神の安定をはかるためにも、牛肉を食べることは良いことなんですね。
牛カルビのおいしい食べ方
牛カルビは脂が多い部位なので、焼く・炙るなどして余分な脂を落とすことでよりおいしく召しあがっていただけると思います。
焼肉の本場韓国では、醤油・砂糖・酒・ごま油などで下味をつけてから焼く『ヤンニョムカルビ』、カルビを叩いてミンチにして、ハンバーグのようにした『トッカルビ』などがポピュラーです。
スタミナをつけたいな、と思った時はやっぱりお肉が一番!特にカルビは牛、お肉という括りの中でみても定番中の定番です。和・洋・中をはじめ各国料理でも愛される「牛カルビ」。おいしく食べて、元気をつけましょう!