ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

カレ・デ・トゥルプ -クラシックであり前衛的なチーズ-

作成日:2016.09.01

最終更新日:2016.09.01

カテゴリー:食材

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チーズ界の革命家「ジャッキー・カンジ」がつくる“カレ・デ・トゥルプ”。クラシックなチーズの持ち味に新しい刺激を加えたチーズです。

カレ・デ・トゥルプとは?

ベルギーエノー州でつくられているウォッシュタイプのチーズ。原料は牛の生乳が100%。無殺菌牛乳を使用したチーズを、モワネット・ブロンドビールというビールでウォッシュしています。

とても濃厚な味わいで、豆腐を熟成させたかのようなネットリとした食感。香りはビールの麦芽のような、らっきょう漬けのような独特な香りがします。

その味わいからウォッシュタイプのチーズが苦手な人でも、「このチーズなら食べられる」という人もいるほど。日本人の舌に合ったチーズなのかもしれません。

カレ・デ・トゥルプの歴史

このチーズの策士はクリエイティブなチーズ次々と生み出している「ジャッキー・カンジ」。彼はベルギービールの知識も豊富で、実際に醸造所も所有していたそう。

チーズをビールでウォッシュするという行為は、ビールの生産も盛んなベルギーでは昔からおこなわれてきたクラシックな技法。

しかし、ジャッキー・カンジの感性が加わることで、まったく違った雰囲気のチーズに生まれ変わりました。たくさんのチーズを食べてきて、新しいチーズをまだまだ発掘したい!という人に特にオススメしたいチーズのひとつです。

カレ・デ・トゥルプの食べ方

パンやクラッカーに合わせるのも良し。味噌のような味わいを感じることから、もろキュウのような食べ方をするのもオススメです。濃厚な味わいなのでサッパリとした食材と合わせて食べたいですね。

カレ・デ・トゥルプに合うオススメのワイン

一番オススメとされているのは、チーズをウォッシュした時に使用したモワネット・ブロンド。ワインに合わせるなら、軽めのフルーティな赤ワインに合わせるのがオススメです。また、ちょっと和風なテイストにも合うチーズなので、甘めの日本酒や芋焼酎にも合うといわれています。

まだまだ、輸入量が少ないという点と世界的に人気のあるチーズ熟成士「ジャッキー・カンジ」が手がけているチーズという点もあり、チーズショップで見かけることは少ないと思います。

また、お値段は100グラムあたり1,600円前後と少々割高。なにか良いことがあった時や一緒に飲みたいと思えるお酒が手に入った時、ぜひカレ・デ・トゥルプを購入してみてはいかがでしょうか?ジャッキー・カンジの驚くべき発想と技術に酔いしれること間違いなしです。

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