サンデー -パフェとの違いは器にあり-
フルーツやアイスクリームがたっぷり盛られた“サンデー”。子どもから大人まで大好きなデザートですが、パフェとの違いは?発祥は? 今回は詳しく解説したいと思います。
サンデーとは?
サンデーはアメリカ発祥のデザートです。深い、高さのある器に盛られており、アイスクリームがメインで構成されています。イチゴのソースやチョコレートがたっぷりかかったものなど、お店ごとで色の違いも濃いデザートです。
また、お店だけで食べることができるものではなく、おうちでも気軽につくって食べることのできるデザートです。
サンデーの歴史
サンデーを一番最初につくった人は、はっきりと解明されていません。また、発祥地とされているのは以下の地域になります。
- ・ニューヨーク州ニューヨーク・イサカ・バッファロー
- ・ウィスコンシン州トゥーリヴァース
- ・イリノイ州プレインフィールド・エヴァンストン
- ・ルイジアナ州ニューオーリンズ
- ・オハイオ州クリーブランド など。
数多くの地域が主張しているので正しい発祥地もわかっていません。
ただ、その中でも有力とされている説が残っているのが、ニューヨーク州イサカの牧師がつくったという説。
思いつきでアイスクリームにチェリーソースとチェリーのシロップ漬けを乗せたものを製作。その日が日曜日だったことからそれを「チェリーサンデー」と名付けたことがきっかけだというようにいわれています。
サンデーとパフェの違い
前述でもお伝えした通リ、サンデーはアイスクリームをメインに使用したアメリカ発祥のデザートです。
その一方、パフェはフランスのデザート「パルフェ」から語源がきており、使用されている食材もアイスクリームや生クリーム、フルーツ、ケーキ、ナッツ、コーンフレークなど複数の食材を使用しています。
パフェはフランス料理のコースでもデザートとして出されることがありますが、サンデーは大衆的に愛されている印象です。
ただ、日本ではサンデーとパフェとの境界線が薄く、それぞれはっきりとした定義がなされていないので、実質的には同等のものと考えて良いです。