ナポリの窯のピッツァに合うレシピなどを紹介いたします。

ピエダングロワ -まろやかな味わいが特徴のチーズ-

作成日:2016.12.14

最終更新日:2016.12.14

カテゴリー:食材

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クリーミーな味わいの“ピエダングロワ”。強そうな印象の名前ですが、その印象とは裏腹にとっても食べやすいチーズに仕上がっています。

ピエダングロワとは?

ピエダングロワはフランスのブルゴーニュ地方でつくられている、ウォッシュタイプのチーズです。原料は牛の生乳と生クリーム。脂肪分62%とウォッシュタイプのチーズでは珍しい、どっしりとした味わいを楽しめます。

また、ウォッシュタイプ独特のアンモニア臭がほとんどないことも特徴です。白カビチーズとウォッシュタイプのチーズの良いところをかけ合わせた、チーズ初心者でも楽しみやすい一品です。

ピエダングロワの歴史

ピエダングロワは14世紀頃からつくられている歴史の古いチーズです。元々は修道院でつくられていましたが、そのおいしさから生産者が次第に増えていき、今では日本でも見かけることが多くなってきました。

つくり方は成形したチーズを熟成し、表面についた菌を塩水で洗い流す。

一般的なウォッシュタイプのチーズとここまでは変わりありませんが、ピエダングロワは塩水で洗った後、さらに真水で洗い直してから熟成させているという違いがあります。

この作業を経ることで独特アンモニア臭はおさえられ、まろやかな味わいに熟成されます。色素で表皮の着色作業もおこなわないので、初めて目にする人は本当にカマンベールと間違ることもあると思います。

ただ、熟成が長くなればウォッシュタイプの特徴がだんだんとではじめます。ですので、臭いがあるチーズが苦手な人は早めの段階で食べるのがおすすめです。

ピエダングロワのおいしい食べ方

とてもクリーミーでバターのようななめらかさも感じれるピエダングロワ。表皮も剥かずにそのまま食べるのがおすすめです。

逆にあまりにもクセがなさすぎたという人は、黒胡椒やオイルを振って、少しスパイシーな味付けしても良いでしょう。

濃厚さをより感じたい時には冷蔵庫からすぐ出して食べるのではなく、常温に戻してから食べるととろりと溶けだしておいしいです。脂肪分が高いチーズは、食べる温度によってもさまざまなテクスチャーを感じることができるので、気をつかってみるとより一層楽しめます。

ピエダングロワに合うおすすめのワイン

脂肪分が多いチーズなので、後味の軽いフルーティーな赤ワイン、辛口の白ワインがおすすめです。舌に絡みついたピエダングロワをサッと洗い流すようにワインが働いてくれるので口の中がすっきりとします。

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