ビスコッティ -コーヒーやワインに浸していただくお菓子-
ティータイムにかかせないお菓子“ビスコッティ”。高く噛みごたえのあるお菓子ですが、コーヒーやワインに浸して食べるとまた違った味わいが楽しめます。
ビスコッティとは?
ビスコッティはイタリアを代表する焼き菓子のひとつです。
もともとはトスカーナ地方の郷土菓子でしたが、現代ではどの地域でもごく一般的に楽しめるお菓子となっています。
ケーキ屋さんやパン屋さん、ス-パーなどで手に入れることができ、日本でも購入することが容易なお菓子です。
ティータイムだけでなく軽い朝食やワインのお供として楽しまれるのもイタリアでは通例で、また、そのままバリッと噛むのではなく飲み物に浸し、やわらかくして食べられています。
ビスコッティの歴史
ビスコッティが誕生したトスカーナ地方では、正確にはビスコッティではなく「カントッチョ」いう呼び名で親しまれています。
材料や製造方法で大きな違いはないので、ほとんど同じものと捉えて良いでしょう。
ビスコッティのつくり方は小麦粉に砂糖や卵、油、アーモンドなどを混ぜて1つの塊にして、一度オーブンで焼き上げます。
焼きあがったら温かいうちにスライスしてまた天板に並べ、2回目の焼きをおこないます。水分がほとんど抜けているお菓子なので、常温でも1~2週間程度であれば保存することが可能です。
ビスコッティは「2度焼く」という意味をもつ言葉で製造方法そのままを表しています。
ビスコッティのカロリー
ビスコッティのカロリーは入っている具材や砂糖の量で一概にはいえませんが、1切れあたり約50キロカロリーです。
朝食にナッツ類やグラノーラ、どライフルーツなどをたっぷりいれたビスコッティをコーヒーと一緒に味わうのも良さそうです。
ダイエット中の方でもおからを使用したレシピなど低カロリー&低糖質のレシピがたくさんあるので、どうしてもお菓子が食べたい!という時に活用してみてください。
ビスコッティの種類
ビスコッティの種類は現在では数え切れないほど全世界で存在しています。
アーモンドやピスタチオ、カシューナッツなどのナッツ類、カカオ、抹茶、キャラメル、バジルやローズマリーなどのハーブ類、シナモンやコショウなどのスパイス類…。
とても昔からある食べ物なので既に完成されているもとと考えられていますが、国やつくり手によってまだまだ進化を続けている食べ物でもあります。
ぜひ自分好みのビスコッティ探したり、つくったりして最高の時間をお過ごしくください!