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アフォガード -”溺れた”という意味を持つデザート-

作成日:2017.01.05

最終更新日:2017.01.05

カテゴリー:デザート

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バニラアイスにエスプレッソを注いだ”アフォガード”。バニラの甘い香りとエスプレッソの苦味を同時に楽しめる大人のドルチェです。

アフォガードとは?

アフォガードはイタリア発祥のドルチェのひとつです。バニラアイスに熱々のエスプレッソをかけて食べるもので、冷たいアイスとエスプレッソの対比するテクスチャーや溶けたアイス、アイスの甘みとエスプレッソの苦味など、食べ進めていく間に複数の味の変化を楽しめます。

「affogato」(アフォガード)はイタリア語で「溺れる」という意味をもちます。アフォガード=エスプレッソをかける食べ物と日本では認識されていますが、イタリアではバニラアイスに紅茶やリキュールなどさまざまな飲み物をかけて食べるドルチェの総称とされています。

エスプレッソをかけて食べるアフォガードは、イタリアではaffogato al caffe(アッフォガート・アル・カッフェ)と呼ばれ、この名前は飲み物がかわるごとにティー・アフォガードやリキュール・アフォガードのように変わります。

かける飲み物は基本的に濃いめに抽出されたものが良いとされていて、かける量もエスプレッソであればワンショットよりも少なめで十分。このドルチェの主役はあくまでも「バニラアイス」なので、それを引き立たせる量にもこだわったほうが良いです。

アフォガードのつくり方

アフォガードのつくり方はとても簡単!バニラアイスにエスプレッソをかければ良いだけです。

お店によってはアイスの下にシリアルを敷いたり、ココアやメープルシロップ、ハチミツなどをかけているところもあります。また、ビスコッティやラスクなどを添えれば一気に上質なドルチェに変身します。

エスプレッソメーカーやカプセル式のコーヒーメーカーなどがお家にある方はぜひお試しください!

アフォガードのカロリー

アイスクリームの脂肪分の量によって変化はありますが、100グラムあたり約100キロカロリーが平均値です。エスプレッソがほとんどカロリーがないぶん、意外とカロリーが控えめになっているので、ダイエット中でも脂肪分の少ないアイスクリームを選んでアフォガードを楽しめば罪悪感が少なくなるかもしれません。

アフォガードの種類

前述でもお伝えした通りアフォガードはかけるものを変えるだけでさまざまな味を楽しむことができるドルチェです。

エスプレッソ以外にも、抹茶のアフォガード、生キャラメルのアフォガード、チョコレートのアフォガード、ほうじ茶のアフォガード、アイスクリームにマスカルポーネを加えてエスプレッソをかけるティラミス風アフォガードなどがあります。

レストランやご当地ものでも変わり種アフォガードを提供しているお店がたくさんあるので、旅の途中でいろんなアフォガードを試してみるのも楽しそうですね。

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